月別アーカイブ: 2009年12月

NeXTstep、蕩れ。

ティム・バーナーズ・リーが世界初のWebサーバーとブラウザを開発したのが1990年のクリスマスのこと。来年は20周年ですね。まだまだ新しい技術なんです、インターネットって。

lainが放映されたのが1998年。その頃にはインターネットで世の中が変わると何となく思っていたし、lainはまさにそういう時代に敏感だった人の心をくすぐる作品だったのではないかと思う。

そうして、すっかりMEMEXとかNeXTとかのワードに萌え〜な危ない思考回路の人間になり、気づいたら仕事はWeb。HTTPECMAScriptがお友達。SmallTalkの思想にまたもや萌え、そしていつのまにかObjective-Cをやり始めている始末…

Twitter APIも萌えますね。もちろんSuperColliderにも萌えを通り越して、蕩れ。
これでも超文系で、芸術系の人間なのですよ…。変でしょうか。

とりあえず、Wikiperiaにリンクしまくったので寄付しときましたっ!
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Twitterとリアルタイムウェブがもたらす、新しい音楽の可能性の予感

かつてJ.ケージはピアニストが1音も奏でないピアノ曲「4分33秒」を作曲した。これは、作曲家が与え、聴衆が受け取る関係を変えようとした試みだと言えると思う。能動的な聴取によって、作曲家が何も為さずとも、そこに音楽は在る。ケージが呈示した「無音」の音楽は、作曲家の存在を後退させてみせた、更に言えば作曲家を殺して見せた、その極北として、歴史に刻み込まれた。しかし、一方では、そのピアノ曲の初演はコンサートホールと言う、音楽を聴取するために作られた、世界から隔絶された空間で行われた。

という調子で語りだすと超・長くなってしまうので大幅に端折るが、とにかくその後、作曲家と聴衆との関係の破壊(もしくは再構築)は、様々な手段によって行われてきた。それこそ、本当にさまざまに。だから、「聴衆が参加する音楽」の可能性は十分検討されてきたし、僕がここで語ろうとしている「世界中の誰でもが参加できる音楽」についても、すでに先行事例はある。浅学のため坂本龍一と岩井俊雄のコラボレーション[1]以外に実例を知らないが、おそらくたくさんあるだろう。ただし、「世界中の誰でもが参加できる音楽」の実現にはあまりにも、技術的な障壁が高すぎた。個人がそのような大それた音楽に手を出すのは、夢のような話であった。

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[Cocoa] XMLの解析でエラーが出た件

twitterのタイムラインをNSXMLDocumentでパースして解析するプログラムを書いていたんだけど、1回目はうまく行くのに2回目以降に下のようなエラーがでて固まる。

*** -[NSCFArray objectAtIndex:]: index (0) beyond bounds (0)

いったいなんじゃこりゃ?と思っていたけど、何のことは無い、タイムラインに新しい投稿が無かったためにXMLの内容が無く、パースに失敗していたのだった。XMLを格納する配列に中身があるかどうかを確認して、解消された。

NSXMLDocument *document = [[NSXMLDocument alloc] initWithContentsOfURL:url    options:0 error:NULL];
NSArray *nodes = [document nodesForXPath:@"/feed/entry/id" error:NULL];
if([nodes count] > 0){
// この範囲に処理を書けばエラーでないよ!
}

先週からObjective-Cの勉強を始めたんだけど、デバッガの使い方がまだいまいち分からないんだよなぁ。