初めてSuperColliderのイベントを企画してみました!その名も「SuperCollider Osaka Meetup」早い話がオフ会ですね。第1回は3/26に開催しました。
参加者は8名!Craftwifeとして活躍するご存知tn8さん、IAMAS教授にしてRemokonなどのアプリでもお世話になっている赤松正行先生、遠く静岡から来られた静岡文化芸術大学大学院教授の長嶋洋一先生、京都で音楽制作されているChika Suzukiさん、このあたりの方々はSuperColliderユーザー歴も長い方々かな。あとは学生の7Uさんとswiftさん、当日飛び入り参加の来田繰三さん。SuperColliderに興味を持っていただいて嬉しいな!そして僕、umbrella_processという面々。豪華かつ多彩なメンバーです。
まずはそれぞれの自己紹介から始まったオフ会。初回は特にテーマを決めずに、自由にSuperColliderについて話す会にしました。なので僕がすべての話を聞いていたわけではないのですが、当日出た話題を簡単に箇条書きでご紹介します。
- 赤松正行新作アプリMINI-COMPOSERの紹介。
- YouTubeで見つけたAphex Flim Generator
- SuperColliderのレイテンシの話(ほか、SuperCollider日記を書いている長島先生からの色んな疑問を赤松先生、tn8さんが次々解決するの巻)
- SuperColliderユーザーのitaruさんのSonar出演おめでとう!
- 今後のMeetupをどんな形にするか
- SuperCollider本の発売に合わせてイベントする?
- BBCutってどうなのよ?
- SuperCollider windowsバージョンで音が出ない(解決)
- ポリフォニックとアサイナ
- CSound、Common Music、Mなど他の音楽系言語の話題
うーん、もっと色々あったが気がするけどメモっているのはこのくらいでした(^^;
この日一番の収穫はAphex Flim Generatorですね。エイフェックス・ツインのFilmを再現するSuperColliderのプログラム作品がYouTubeにアップされていて、イベントの数日前にTwitterで流れていて話題になっていました。
すばらしいのはソースコードがgithubで公開されていて、ダウンロードできること!これは嬉しい。他の作品や、この作者が気になったsc140など、貴重な資料がいっぱい。ダウンロード必須です。これらのコードをみんなで読むだけでけっこう時間が経ってしまいましたよ(^^;
また、長島先生の疑問がこの日にだいぶ解決したことで、長島先生のサイトに連載中のSuperCollider日記がますます充実したことは特筆すべきでしょう。正直、いま日本語でもっとも初心者向けで分かりやすい資料なんじゃないでしょうか。あくまで日記なので長いし都度参照するには不便ですが、順を追って読んでいく価値はあると思います。
また、次回以降は何かテーマを決めて、参加者が事前に予習をして発表しあうような形がいいのではないか、という意見が出ました。これに関しては、個人的にはぜひ「音響合成」をテーマにしようかなと思います。やはりSuperColliderといえば音の良さが特徴として挙がります。もちろん単純にFM合成の解説をしても面白くない。参加者各人のこだわりや教科書に載って無さそうな裏ワザ的テクを披露しあうのが素敵なんじゃないだろうか。
テーマについてはもう少し詰めて考え、ぜひ今年中に第2回を開催したいです!次回も関西で開催するつもりです。関東にお住まいの方は、ぜひTokyo SuperColliderの方もチェックして下さいね。
では次回のMeetupまで、みなさまハッピーなSuperColliderライフを!